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漆器考 5

妹からもらった素敵なお椀を手にしてからは、日本の伝統工芸品と言うものについて調べまくりました。

特に漆芸の分野は観て、聞いて、使って、読んで(書物)です。

とは言ってもまだまだですが、現状はちょっと理解できたつもりでいます。


その中で、年々漆器つくりに携わる方たちが減少しているにも関わらず、40歳前後のお若い

(この世界では若いんです)つくり手さん達に出会いました。

とても質が良く美しい漆器をまさにコツコツ真面目につくっていらっしゃる方たちです。



これは感じた事なのですが、工芸品の分野でも、ふた昔前のあの景気の良さが続いていたら、その時の風潮

にのって間違いなくその種類の雑誌や書籍に取り上げられていたであろうと思う方たちです。

中には、そう言う時代に取り上げられていたものよりも一層”質良く”、”美しい”のではと思われるものを

つくっていらっしゃる方もいます。

とても嬉しく思いましたが、片や漆器選びに難儀する人がいるのに、こう言う方たちが

つくられる”漆器”については一般的には全然と言って良い程知られていません。残念なことです。

こういう方たちは、大抵の場合、塗り産地名のある職人としてではなく、作家名でものづくりをしています。

作家と聞くと、高価に思われるかもしれませんが、そうでもないのです。

だって、

2度程漆器選びに失敗した値段位で、私の場合の失敗額は9,000円位、10年は軽く使える優品が

購入できるんです!

  不備が生じたら、相談に乗ってくれたり、

  欠けたり、剥がれたりしたら修理もできるんです。
 
  何より作り(見えない部分)が良くて、塗りが美しい

  それに器を育てる楽しみがあるんです

  + その作り手さんの将来を楽しみにしながら使えます

  他にも、日本の材なので、日本の困った”森林管理”に一役立てて、

  漆を薄める揮発剤的なものはムヤミに使用していないので、

  環境にもよろしく

  塗り色に飽きたら、塗り変えもできる

  何と言ってもこう言う”漆器”を使うと、大切にしたくなる気持ちが芽生えたり

  ”わかる”と言うちょっとした優越感がもたらされます


こんな漆器を購入できていたのに、残念でした。



こう言う”漆器”を購入するには展示会などへ出向き、作家さんと話をして購入する事ができます。

好みの作家さんに出会えれば良いですが、作家さんに頼ることなく、はじめて漆器に興味を持った方でも、

隔たりなく買いたい場合は、少し知識が必要となります。

それを私なりに伝える事ができて、少しでもお役に立てたらと思って活動しています。


  私の”伝えたい事”とは、

  ”漆器”なるものについてを伝えたい

  優品をつくる方たちの漆器を、使い手の方の立場に立って

  もっと伝わるようにしたい

  そして漆器を使う事を後世に伝えていただきたい

  なによりも、こうした”漆器”をわかり使う事は”心地良さ”が違います

  そんなこころの満足感が得られるよう、少しでもお役に立てたらと思っています
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Author:漆 美術 ときどき猫
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